Works施工事例
K2502-01
兵庫県 K様邸
名作家具の佇まいに
呼応する
静謐なキッチン
Outline
新築戸建の住宅に製作したのは、静けさと緊張感をあわせ持つキッチン。
住まい全体には、ミニマルで丁寧に選び抜かれたモノたちが醸す、凛とした美しさが通底しています。
その世界観の中で、キッチンもまた主張しすぎることなく、機能と意匠の軸を静かに支える存在として設計しました。
ワークトップには、光をやわらかく反射するバイブレーション仕上げのステンレスを。
扉材には、高圧メラミン化粧板を用いたブラックとホワイトのコンビネーションを採用し、空間全体の静かなコントラストを引き立てています。
水栓はKWC、シンクはステンレス、食洗機とIHクッキングヒーターはBosch、レンジフードはArietta。
いずれも機能性とデザイン性に優れた設備でありながら、空間にすっと溶け込むよう、面やラインの連続性を意識して配置しました。
壁付けのキッチンには加熱機器とレンジフードをまとめ、調理家電も収納できる大型キャビネットを製作。
生活感の出やすい要素をすっきりと収めることで、全体の静けさを損なわないよう配慮しています。
ダイニングに置かれた椅子や照明と呼応するように、キッチンもまた、空間を構成する大切なピースのひとつとして設えました。
KOBE STYLEからは、人気のバイオエタノール暖炉「EcoSmart Fire(エコスマートファイヤ)」もご提案。
焚き火をモチーフにした「Stix」は、名作家具と並んでも自然に馴染むデザインで、しっかりと空間をあたためながら、燃焼時に生じる水蒸気による加湿効果も期待できます。
EcoSmart Fireが灯す「オレンジの炎」のゆらぎは、静謐なインテリアの中で、集中とリラックスを生み出す要素となります。