バリエーション豊かなキッチンシンク
シンク一つをとっても素材や形状について様々な選択肢があります。KOBE STYLEでは、お客様にとってより快適なキッチンライフに繋がるよう、使い勝手や 天板の素材との相性、見た目の美しさなど多方面からご提案しております。今回は採用率の高いステンレスシンクと近年採用されている素材をご紹介します。
1.おなじみのシンク素材といえばステンレス
キッチンのシンクといえば、まず思いつくのは定番のステンレスシンクではないでしょうか。昔からシンクの素材としてよく使われていることからも安心感があります。
また、前回のコラム「キッチンのマテリアル ワークトップの選び方」でもご紹介したとおり、ワークトップもステンレスにした場合 継ぎ目なく一体に製作することができるため見た目にも機能的にも人気のある素材です。
ステンレスシンクのメリット/デメリット
ステンレスのメリットは熱や汚れに強く、錆びにくい点。また、ステンレスワークトップと一体にした場合、継ぎ目がないのでお掃除しやすいことです。
デメリットは表面に細かな傷がつきやすい点。そして、錆びにくいといえど「もらい錆」に注意が必要です。底が錆びたお鍋などを長時間放置すると、跡がとれなくなってしまうこともあります。
そして、基本的に酸に対してあまり強くないため、水垢掃除に使うクエン酸には注意が必要です。
ステンレスシンクの製作方法「プレスシンク」と「ハンドメイドシンク」
ステンレスシンクには「プレスシンク」と「ハンドメイドシンク(手板金シンク)」の2つの製作方法があります。
プレスシンクとは
金型を作り、1枚のステンレス板をプレスすることによって作られる量産型シンク。さまざまな機能性やデザインに拘ったシンクがあります。
手板金シンクとは
板を切ったり曲げたり、溶接することによって作られるシンク。サイズ、形状ともにオーダーできさまざまなニーズに対応できます。もちろん水切りプレートやカゴといったオプションも特注サイズで製作が可能。ヘアラインやバイブレーションといった仕上げもオーダーできます。
ステンレスシンクのカラーバリエーション
ステンレスといっても銀色一色ではありません。近年はカラーステンレスもあり、さまざまなコーディネートを楽しめます。
洗剤ポケットなどの便利な機能
洗剤やスポンジなどを収納するポケットにも色々な形状があります。
2.クォーツや人工大理石のシンクで、まるでキッチン全体を削りだしたかのような一体感に。シンクの中も豪華に「The Sink Noelse」
クォーツや人工大理石で、天板とシンクの一体感を実現したノエルスシンク。こちらも近年ご相談いただくことが多くなりました。より統一感のあるインテリア性の高い仕上りとなります。
対応している素材
- Dupont CORIAN コーリアン(人工大理石)
- SILESTONE サイルストーン(クォーツ)
- CAESARSTONE シーザーストーン(クォーツ)
- DEKTON デクトン(ウルトラ・セラミックストーン)
同色同士でシンクとワークトップを組み合わせて一体感出すことが多いですが、実は異素材どうしの組み合わせも対応できます。
クォーツや人工大理石を使用したノエルスシンクのメリット/デメリット
元々の素材の値段や加工の難しさも相まって、ステンレスシンクに比べるとどうしてもコストが高くなるというデメリットがあります。しかしやはり、ワークトップからシンクまでまるで1枚岩から削り出したかのような一体感のあるキッチンの雰囲気はノエルスシンクならではです。
クォーツは大理石のような美しさでありながら、耐衝撃性、耐汚染性に加え、天然石ではNGな水や酸にも強く機能的な素材です。ただし特にコストが上がってしまう素材であることが難点でしょうか。
人工大理石は耐水、対汚染性も◎ですが、クォーツに比べると傷がつきやすい点がデメリットとして挙げられます。ただし、人工大理石についた傷は磨くと修復できますので、長い目で見るとメンテナンス次第できれいさを保つことも可能な素材とも言えます。
3.プロダクト・シンクも要チェック。新素材シルグラニット採用のドイツのシンクメーカー「BLANCO(ブランコ)」
KOBE STYLEが展開するセミオーダーキッチンブランド「FUN×kitchen」で採用しているBLANCOシンク。世界トップクラスの生産数とシェアを誇るドイツ生まれのシンクブランドです。素材はシルグラニットという、花崗岩に含まれる高強度素材の石英を使用した 汚れが染みにくい高密度な素材。形状やサイズにバリエーションがあり、日本にはない色の豊富さが魅力でFUN×kitchenのメラミンワークトップととても相性が良いシンクです。
写真はオーバーシンク。天板の素材によってはアンダーで取り付けることも可能。パーツのバリエーションも豊富。
KOBE STYLEのキッチンプランナーにご相談ください
毎日使う場所であるキッチン。中でも、最も使用頻度が高く汚れが溜まりやすいシンクが機能的で使いやすいものであってほしいというのは、キッチンに立つ人たち共通の願いではないでしょうか。見た目や質感が好みかどうかはもちろんのことですが、深さや高さ、水栓との位置関係も重要なポイントです。具体的に検討される場合はKOBE STYLEのショールームにて一度シミュレーションしてみるのも良いかもしれません。あなたのキッチンライフにぴったりのシンクを、KOBE STYLEのスタッフがご提案させていただきます。
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