何も言えねー
暑いですね。
ビールは一気飲みできるけどバリウムは未だに上手く飲めず、毎回技師さん達の冷ややかな視線を受け、えずきながらチミチミと流し込むヤマモトです。
今度サイトウさんに上手く飲めるコツを聞いてみます。
ひと夏に必ず一回は行きたいビアガーデン。
昨年KOBE STYLEで行った神戸のビアガーデンは女子受けするようなおしゃれ系で雰囲気もよく、飲まない人もノンアルコールカクテルも多数あるので夏に神戸に来られる人はここにいきましょう~
昨年の写真です。映えてますか?
4月5月はバタバタしていたので6月は読書月間でした。ジャンルは色々です。
その中でおススメとツッコミたくなる本を3冊紹介します。
まずは、髙田郁(たかだ かおる)の
『あきない世傳(せいでん) 金と銀 特別巻 幾世の鈴』です。
この小説は以前もブログで書きましたが、めちゃくちゃ面白くて大好きな小説です。西宮生まれの女の子が、苦難を乗り越えて「買うての幸い、売っての幸せ」を実現させていく、商道を描いています。
本編は終わったのですが、特別巻として最終回では明かされなかったことや、その後の主人公の事が描かれて電車の中で号泣しました。鼻水ズルズルです。
“商いは川の流れに似ている、流れを乱す者もいれば、洪水も渇水もある。
真っ当な商人は正直と信用を道具に、穏やかな川の流れをつくりだす。
その川に橋をかけたい”
ううっ、感動です。
2冊目は昨年美容本としてベストセラーになった
タレントMEGUMIの『キレイはこれでつくれます』です。
読み始めて最初は、ドラッグストアで手に入りそうなものをうまく使っていて、ワタシにもマネできそう!と読み進んでいくと、
“やっぱり定期的な美容医療はかかせない 美容ハイフ、1回約20万円。”
・・・
うぉりゃーっガッチャンガンガラ(ちゃぶ台返し)
いや、20万円て。そらキレイになりまっしゃろ!
とツッこみました。
最後に『人生が整うマウティング大全』著者マウティングポリス
“世界中にはびこるマウンティング。マウンティングは現代社会を生き抜くうえで必須であり最強の教養”
という内容なのですが、めちゃくちゃ面白い分析です。
面白かったのは、インドに行った達観マウント。
インドに訪れたことによって人生観が大きく変わった。物質的な豊かさより、自身の内側の変化や精神的成長をアピールです。
地方移住マウントも面白く、都会の喧騒から離れて生活の質の向上と豊かな時間を過ごしているというアピールです。
この後質素マウントや屋久島行ったマウントに続きます。
学歴マウントも面白かったです。
確かにSNSでよく見るのですが、
「母校に何十年ぶりに訪問」をあげている人は大体偏差値が高い大学だし、
「子供の高校や大学の入学式。」も、有名な私学や、国立で
やんちゃ系の学校はあげていませんね。
そういいながらも自分がやっていたことも判明。海外出張マウント、時差ぼけマウント、空港マウントです。
4月にイタリアに行ったときに、聞かれもしていないのにメールで
“4月○日~○日までイタリアに出張にいっておりますので返信が遅くなります。”
“ドバイが洪水の為日本に帰れません”
“時差ボケがなかなかなおりません”
全部やっちゃっていました。笑
今回ブログで読書も好きということをアピールしたので、こう見えてワタクシ読書もするんですよ。マウントですね。
もう何もいえねー
(意味は違うけど2回目の金メダルを取った時の北島康介調で)