なんとかなる。旅にハプニングはつきものです。後編
前編からの続き
東京チームと別れ、関西チームはちょっと遅めの11時出発なので朝に荷物をまとめるつもりで最低限の用事だけ済ませ、ベッドに入りました。
朝起きて、さあ今から荷物を詰めて朝食を食べてお散歩でもしようかと思っていたときに電話がかかってきて緊急集合です。
私達が乗る予定のドバイ発の飛行機が、ドバイが75年に一度の大雨と洪水という災害で飛行場も被災したようで飛べないとのことでした。
『ミラノ→ドバイ→関空に日曜日の夜に到着』が難しくなったので、急遽バスでスイスに移動、スイスに一泊して、『翌朝スイス→成田に月曜日の朝到着→新神戸』という帰路に変更になりました。
あと30分で荷物をまとめてくださいとのこと。
慌てて4日間散らかした荷物をとりあえず何も考えず詰め込み、入らないものは諦めて置いていく勇気をだして、(どん兵衛ですが。笑)
前日に荷物を少しでもまとめておけばよかったと反省しながら集合しました。
その日はスイスチューリッヒ空港前のホテルに一泊することになりました。
ホテル到着です。シックな内装で落ち着きます。
スイスの中央駅です。オーストリアやイタリアとは違った素敵な古い街並みを散策することができ、なかなか出来ない体験をさせていただきました。
どこを切り取っても絵になります。
今回学んだ旅の教訓
①古いスーツケースは使わない
②チェックアウトの荷物は前日に7割まで済ませる
③海外渡航するときは、必要最低限の英語は覚えていく
実は最後のスイスでの搭乗手続きのとき、
「バイタリー?」と聞かれたので、元気ですかっ!(バイタリティありますか)とネイティブな発音で聞かれたと思いました。
「イエス!バイタリー!(元気もりもりっす!)」とネイティブ感満載で言いそうになりましたが、英語の話せる同行者が、スーツケースにバッテリーは入っていないか?と聞かれているとのこと。
もし言うてたら別室に連れていかれるところでした。ふ~危ない危ない
無事成田に朝到着、手荷物3つと取手のないスーツケースで神戸に帰るのが今回の旅で一番キツかったです。笑
良かったのは、いつでもどこでもトイレの前に置きっぱなしにしても誰も盗まないです。
世界のrimowaなのにこんな姿を世界中で晒されてかわいそう!ごめんなさい
今回、このようなトラブルでもルート変更等、迅速に対応していただいたツアーを企画してくださった会社の皆様に深く感謝いたします。
ツアーに同行した皆様には色々なことを教えていただき、雨の日は傘にいれていただきご親切にしていただきました。
9日間+1日を私達不在中に業務のサポートしてくれたスタッフにも感謝、色々とお待たせしているお客様にもお詫び申し上げます。
今回学んだ事が色々な場所で生かせるようにいたします。
そしてドバイで被災された方に心よりお見舞い申し上げます。