ガンガンいくぜ〜のフェブラリー
こんにちは。今月はWebサイトとSNSの更新をがんばっているサイトウです。
昨年の後半からちょこちょこデータ整理やリスト作成をしていまして、納品済みの物件に関する情報の「見える化」を自分なりに進めていました。
すると薄々わかってはいたのですが、未公開の物件写真のボリュームがかなりあることに気づき……いま改めて、うお〜!と怒涛の更新を行っています。
本来であれば、余裕を保ちつつほどよく一定のペースで更新していくのが理想ですが、
WebやSNSの作業って、まったく性質の違う仕事を始めて「モード」が切り替わってしまうとまったくうまく進められないときがあって……
2月はちゃんとWeb・SNSの「モード」が入っていていけそう〜という感じなので、当面ガンガン参りたいと思います。
ぜひチェックしてみてくださいね〜!こちら→施工事例ページ
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さて、話は全然変わりまして
先日、東京の世田谷美術館というところで開催されていた展覧会「倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙」を見てきました。
倉俣史朗氏の代表作といえば1988年に発表されたアクリルにバラが封じ込められた椅子「ミス・ブランチ」ですが、展示を一通り見ると、素材にしても形状にしても実にいろいろなものにチャレンジしていることがわかります。
各作品のキャプションには、倉俣氏のデザインを実際にカタチにするために協力をした会社の名前がクレジットされていました。
プラスチック製品であれば株式会社イシマル、ガラス製品であれば株式会社三保谷硝子店といった具合にです。
自分を理解した上でチャレンジングな作品作りに一緒になって取り組んでくれる製作パートナーというのは、デザインを行う人間にとってかけがえのない存在だったことが伺えます。
KOBE STYLEのキッチン製作も協力会社のみなさんあってのことです。
ものをつくるということははめざましく変わっているようで、実はそうでない部分もたくさんあるんですね。
巡回展は今月から富山美術館で始まるようです。
おっ「世界一美しい」とされているスターバックスも近くにある…!行ってみたいですね〜
震災もあり、被害が少ない地域はぜひ旅行や観光に来てほしいとの呼び掛けもしていますので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
せっかくなので展示室以外にも美術館の中をふらふら。
世田谷美術館は1986年開館なので、倉俣史朗さんが活躍した1970〜80年代にかけて設計・建築されています。
美術館からつながる渡り廊下の向こうにはレストランがありますが、順番待ちのために並んでいるイスがハンス・J・ウェグナーの名作・Yチェアでした。
KOBE STYLEのお施主さまのダイニングにもよく採用されているYチェアですが、ここのYチェアは他で見たことないほどカッサカサに使い込まれていました。
普通に考えたら、乾燥させないようにきちんとオイルで手入れして、ツヤツヤに仕上げておくのがよいのだと思います。
ですが、そこに並んでたカッサカサなYチェアは、明るい渡り廊下のぽかぽかした空気を形にしてそこに置いたようで、それはそれでとても気持ちよさそうで、見ていて不思議な感動を覚えました。
美術館、やっぱりたまに行くとすごくいいものですね。
今年もできるだけ足を運びたいな……