台所の神様
私が住んでいる兵庫県の宝塚市には火の神・台所の神様がいるという清荒神(きよしこうじん)さんがあります。平安時代の宇多天皇によって創られたそうです。
最近読んだ雑誌と情報誌に、清荒神の布袋尊を7つ集めると良いという記事を読みました。お恥ずかしい話ですが、この年になるまで布袋尊が祀られている事を全く知りませんでした。
ただし、その間に不幸があった場合は、今までの布袋尊を全て収めて、また一から揃えるそうです。
ビジュアルもいいし、一個づつ大きくしていくとかのストーリーもいい。さらに、途中でアウトな場合は一からやり直しなんて緊張感もあり。早速欲しくなり、家と会社に祀ろうと何十年かぶりに参道を歩きました。
あ、高校生の時にアルバイトしてた、お寿司とうどんのお店発見!懐かしい〜
話はそれますがアルバイトのエピソードを思い出しました。
板さんに、ゆきちゃん生姜を入れ替えて!と仕事を頼まれたのですが、指を怪我していたので、
ワタシ指怪我してるから滲みるので無理です!
というと、板さんが
ゆきちゃん酢に手ェつけたら怪我治るで!
といい、ワタシが半泣きで手掴みで生姜をいれかえていたそうです。今の時代なら衛生的にどうかと思いますが‥‥ちなみにワタシはそのエピソードを全く覚えていないのですが、一緒にアルバイトをしていた幼なじみが、その現場を見ていたらしく、未だにゲラゲラ笑いながらその話をします。笑
話を戻します。
清荒神の駅降りて参道を上り清澄寺の眷属堂(けんぞくどう)に到着。一番小さい布袋尊を二体授与、早速家と会社に祀りました。
そして翌週のある日、車で赤信号での停車時に後ろからぶつけられました。まあまあな衝撃で、車はバンパーの破損とトランクの歪みくらいで、私は全身贅肉バンパーでまとわれていたために怪我もなし。笑
あれ?これって不幸にはいるの?
いや、怪我もなく、ぶつけた人も誠意ある対応してくれたし、代車も絶対自分では買うことがない車種だったので新鮮な気持ちで楽しく乗っているけど、どうなんでしょうか。
ちなみに事故当日、家に帰って事故の話を家族に伝えたあと、
「あ、なんか腰痛いかも。事故のせいかな?」
と言ったら
息子達に
「気のせいやろ。被害者ぶりたいだけやん。」
と言われました。
タチの悪い相手(私?)にぶつけてしまった相手側に同情する優しい子に育っていました。
ちなみに会社の神棚にえべっさんの福笹と布袋さんが同居しているのは大丈夫なのでしょうか。
宝船に一緒に乗ってるから良しとしていますが、ご存知の方はご教授ください。
※布袋尊の授与の期間は毎年12月3日~翌年2月5日まですが、今年は2月末までのようです。