家のコンセプトを大切に
春本番ですね!
スタッフ フル稼働で動いており、ブログや施工事例がおろそかになっておりました。
さて2月下旬から着工しました、大阪府豊中市のI様邸リフォーム工事も無事終了しました。
昨年末、キッチンのお取替工事のご相談でお出会いしたのが、物語のはじまりです。
リフォームとはどう言うものなのか、考えさせれた仕事でした。
お打合せを重ねた結果、
●フルオーダーキッチン 4メートル級のI型を設計
●キッチン&家事室&ダイニング&リビングの床壁天井内装工事
●各部屋のオーダー収納家具製作、
●各部屋のガス床暖房、1階シロアリ防蟻工事、セントラルヒーティング配管の撤去
●照明工事等など
キッチン交換が工期3週間に渡る 本格的なリフォーム工事となりました。
豊中市北部の閑静な住宅街に建つ 築35年の建築家住宅で、
なんとリフォームは4度目だそうです。
その為、内装の仕上げや家具の色合いがバラバラになっていました。
新築当時、設計された建築家の方はお亡くなりになっており、どういうコンセプトがあったのか
奥様からお話をお聞きし、当時のお写真や設計仕様書・図面資料を参考に
どのように仕上げていけばベストなのか私達なりに検討してまいりました。
普段はグラフィックを採用しませんが、ご主人様のご要望で各部屋のイメージを
グラフィックにて表現し打ち合せを進めていきました。
![cgi02.jpg](https://kobestyle-test.transform-d.com/images/upload_item_past/weblog/images/cgi02.jpg)
オーダーキッチンのイメージCG
(普段はCG作成しておりません)
ご希望の際は有料にてご対応します、ご了承下さい。
![キッチン床暖.jpg](https://kobestyle-test.transform-d.com/images/upload_item_past/weblog/images/%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E5%BA%8A%E6%9A%96.jpg)
解体後の床暖房工事 冬の朝夕キッチンに床暖はやさしいですよね!
やさしい暖かさなのでおススメです。
![I邸キャビネット.jpg](https://kobestyle-test.transform-d.com/images/upload_item_past/weblog/images/I%E9%82%B8%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%93%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88.jpg)
神戸スタイルの新記録キャビネット数
(キッチン・背面収納・家事室収納・家事室デスク・ダイニング食器収納・ユーテリティ収納)
吊戸まで入れますと 何とキャビネットだけで40箱以上になります。
大容量の収納家具
![キッチン施工.jpg](https://kobestyle-test.transform-d.com/images/upload_item_past/weblog/images/%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E6%96%BD%E5%B7%A5.jpg)
フルオーダーキッチン施工風景
工事も後半あと少しで無事完成。
![iteikitchen.jpg](https://kobestyle-test.transform-d.com/images/upload_item_past/weblog/images/iteikitchen.jpg)
そしてようやく無事に完成しました。
とてもイメージに近い仕上げができたかと思います。
(仕上げ)
白い壁にブラックチェリーのツキ板フロア、家具達は北欧デザイン(35年物)
そして奥様が長年大切にされてきた既存ディープブラウンの100角タイル(35年物)
この空間にシャープで気品のある 白いオーダーキッチンが映えます。
リフォームはイメージチェンジすることも大事ですが、
工事する空間 と 工事しない空間を、いかに溶け込ますか・・・が重要です。
今回の仕事で、住宅のロケーションや住宅のイメージコンセプトは大切に
残しながらリフォームすることも大切だと考えました。
このお家は35年前から今も尚 シンプルモダンな住宅です。
若かりし日、ご夫婦で建築家と相談し家を建てられ
子供たちを立派に育てられ
今ではお孫さんとこのキッチンやリビングで楽しく過ごされる。
家と共に、これからも I様ご家族のコンセプトを大切にお幸せになってください。
後日、キッチン事例やリフォーム事例でご紹介させていただきますお楽しみに!
今回は I様邸の 「ヨミガエリ」 お手伝いできたように思います。
I様へ
すてきなお仕事 ご依頼下さいまして、ありがとうございます。
神戸スタイル スタッフ一同感謝いたします。
代表 藤田幸大