商売繁盛を願い
福男にも福娘にもなれないけど
福女になりたいと切に願うヤマモトです。
幼い頃から毎年家族で行っていた西宮神社のえべっさん。
社会人になってからは、土日にあたれば行くという
感じだったのですが、久しぶりに仕事がえりに
西宮えびすは初めてというくろよんを誘い行ってきました。
平日で残りえびすということもあり、ほどよい人混みで
サザエのつぼやきにしようか広島焼きを食べようか神社に行くまで
えべっさん初体験のくろよんは想像以上の盛り上がりに興奮していました。
さんざん食べつくした後に美味しそうなだしまき卵焼きのお店や
ホットワインや壺焼のお店を見つけましたが、
序盤に飛ばしすぎお腹がいっぱいになってしまったペース配分を後悔し、
来年のコースと何を食べるかとペース配分を考えていました。
私の小さい頃からのえべっさんのイメージはなんといっても
見世物小屋です。
小さい頃見た見世物小屋の看板の絵はなんて恐ろしいことか。
顔が日本髪で体が蛇のへび女や顔が男の人で体が蟹のカニ男(これは笑える)、全身毛だらけの白熊男の
リアルな絵と入口で口上している男の人の声がほんと怖く、
「ほ~らほらほほら、世にも不思議な山奥で発見されたへび女!見ないと損するよ!」
窓からが覗くと着物を着た日本髪の女の人が縄で吊るされて上半身裸だけど
背中しか見えなく、小屋に入ったら見られるというもの。
はいりたいけど怖いし、親は見世物小屋に子供がはいると
さらわれて見世物小屋にだされるという
西宮市の子供にはこの時期定番の都市伝説があったのもなつかしい思い出です。
ようやく大人になって入った念願の見世物小屋はかなりディープで面白かったです。
へび女や白熊男、なんと河童の太郎ちゃんまで見ることができ感動しました。
着物の女の人は当時は若かったのでしょうか。
私が見たときは余裕で60歳は超えていたおばちゃんでした・・・
スタッフの高齢化や諸事情もあることでしょう。
見世物小屋はだいぶ前におばけ屋敷に代わってしまいました。
ディープで洒落っ気たっぷり、突っ込みどころ満載でエンターテイメントの要素満点だったので少し残念です。
えべっさんの熊手買っちゃいました。
ポップでキュートです。
お店によってデザインが違うので、ここのお店は鯛が立体的でかわいいけど
えべっさんの顔はあっちのお店がいいなー・・ああ、ここは金の俵がいいけど鯛が
紙や・・・やっぱり小判もいるねえ・・と優柔不断に迷っておりました。
くろよんがひとこと、
「鯛も俵も小判もパーツ自由に組み合わせたらいいのに」
「おおっ!オーダー熊手!!その発想オーダーキッチンプランナーならではの発想やねー。」
と盛り上がり、出し巻きとワンカップ大関のあつかんでしめて帰りました。
見世物小屋復活とオーダー熊手ができることを願っております。