武庫川の幸
昔から、名前に幸という漢字が入った人に、妙な親近感を抱きます。
こんにちは。ニシオカです。
子供の頃、
「幸という漢字がつく名前の人は苦労する!」と、クラス全員の前で発表した子がいまして、
幸がつく私は、
(おや?もしやこれは、イジメの始まりなのかしら?)
と、ドキドキしたことがあります。
なぜそんな話になったのかといいますと、その子いわく、
幸という漢字自体が『手かせ』を表し、刑罰が手かせですんで、ラッキーというような意味があるとのこと。
そもそも、幸せの形は人それぞれで、漢字で表しにくかったのでしょう。
それにしても、手かせとか最悪ですよね。
・・・手かせつけてる時点で、悪人ですよね。
-そして、そこから永い幸の呪いが始まったのであります。-
あ!あの人の名前、幸がついてる!
幸楽苑!幸せのパンケーキ!ハッピーターン!
幸探し。そして分析。
もうコワイ!ヤメテー!と言われますが、気になって気になって仕方ないのです。
そんなニシオカが最近、どはまりしている小説があります。
『あきない世傳 金と銀』
銀二貫やみをつくし料理帖の高田郁さんが作者です。
どちらもドラマ化したこともあり、かなりハマった作品ですが、
今回の主人公には、かなり入り込めます。なんせ主人公の名前が『幸』なのです。
幸はとっても苦労するのです。
そして、武庫川が出てくることが、またツボなのです。
大抵の子供が親に言われているであろう説、
「あなたは川の橋の下でひろってきた子供なの。」
我が家では
「あなたは武庫川から流れてきて、ジャッキー(愛犬)がくわえて帰ってきたのよ。」
と、かなりアレンジされていました。
ジャッキーに恩があるから、ちゃんと散歩にいきなさい。という意味です。
おかげでトラウマにならずにすみました。
むしろ、本当にジャッキーが私を見つけて家につれて帰ってくれたなら、幸せです。
武庫川のほとりで生まれた幸。
とにかく苦労します。(しつこい。)
ドラマ化間違いなし。まだ完結していません。
はやく続きが読みたい。。。
おまけの現場あるある。
コンクリートを打つところにねこちゃんは現れる。