犬とおまわりさん パトカー編
ハロウィンで仮装してバカ騒ぎをしている若者にイラっとしていたヤマモトです。
ハロウィンで仮装していいのは子供とお母さんだけで良いと思うし、私の個人的な感覚ではシラフで仮装して電車に乗るくらいなら、宴会でお尻出す方がマシかなあと思ってしまいました。(笑)
*名誉の為に言いますが、したことをあるように思われるかもしれませんが、今までにお尻を出したことは一度もありませんので誤解なきよう。
先日仕事から帰ると旅行のため母達から預かっていた犬2匹(ジャックラッセルテリア)バズとジェシーが庭から脱走していなくなっておりました。
ジェシー(女の子)
えーっ!
髪を振り乱し犬の名前を叫んで探していると
踏み切りの影に隠れて一旦停止検問中のお巡りさんに
「奥さん!どうしました?」と呼び止められました。
(未婚か既婚か確認もしてないのに成人女性に対して奥さんって!)
と心の中で突っ込んではいましたが
そこはぐっと飲み込み
「犬が2匹いなくなってしまって‥‥」
と半泣きでうったえたところ
そのお巡りさん二人が、
「我々も同行します!」
と一緒に交番に行ってくれることに。
いつもガラーンとしている派出所が検問DAYなのか沢山のお巡りさんが集合していて
犬探しに協力してくれました。
一旦家に帰ると気の弱いオスのバズが家の近所をウロウロしていたのを保護して、とりあえず交番に報告。
バズ(男の子)
そしてジェシーが見つからないのを旅行中の母達に伝えるかどうか迷っていました。
そのとき着信が、
「もしもし〇〇警察です。
△△町□︎︎番地付近でジャックラッセルらしき犬の目撃情報の通報ありました。」
「本当ですか⁉ありがとうごさいます!では探しにいきます。」と伝えると
「我々も出動します!」
(えっ?警察が出動?)
目撃情報付近までパトカーに乗せてもらい目撃者に聞き込み。
目撃者いわく歩いていたら玄関までついてきたそうで、さっきまでいたのにいなくなったとこと。
しばらくみんなで探していたら
背後からチャッチャッチャとついてきてきておりました。笑
モップみたいにボロボロになってあまりにも小汚ないのでだーれも捕まえてくれなかったことに納得。
お巡りさんにお礼を言い別れようとすると 、
危ないのでパトカーで家までおくってくれるとのこと。
「奥さんよかったですね。」
(いや、だから奥さんて。)
「わんちゃんをしっかり抱っこしてあげてください!」
(ひい〜犬アレルギー!)
きっとお巡りさんは私を2匹の犬を飼うほど大の犬好き、我が子のようにかわいがっている女性像を想像しているのでしょう。
まさか預かった犬を逃がしてしまって必死の
犬アレルギーのオバハンとはつゆ知らず。
ここまでしてくれたお巡りさん達の期待に応えねばと、パトカーの後部座席で
ボロ雑巾みたいなジェシーをぎゅーっと抱きしめて家まで帰りました。
その後鼻水が滝のようにでて喘息ヒーヒー、引っ掻かれた腕はミミズ腫れと
アレルギー症状のオンパレードだったことは
いうまでもありません。
その後日、今度は母屋のガレージからから脱走して
3日後交番に保護されていました。笑