別れのとき
訳あって、7年と数ヶ月連れ添った愛車を手放すことになり
少しブルーなヤマモトです。
運転席と助手席は最高に気持ちがいいのですが、
かろうじて存在する後部座席は狭く、前のシートとの間が20cm程、
天井は低く、後部座席に座る人は、長距離の場合膝や腰に負担がかかり、
夏は直射日光が後頭部直撃、
オープンにした時は風が強く、息がしにくい・・・
当時この車の購入を決めたとき家族からの
「もうおじいちゃん達のお墓参りも行けないねえ・・・」
ともらした不安に対し、
「年に数回の事の為に車選ぶのはイヤ。
その時はレンタカー借りたらいいでしょ。」
と山本家末代まで残るであろう暴言を吐き、
ご先祖様と親達を悲しませておりました。
ただ友人受けは非常によく、助手席に乗せてあげると
みんな喜んでくれていました。
愛おしすぎて本当は別れたくないのですが、
そういった家族全員が乗れないという基本的な車の機能を果たせていない
要因も含めたもろもろの事情もあり、今回の決断にいたりました。
なんだか
「君は遊ぶのには丁度いいんだけど、家庭的ではないし、
両親には紹介できないんだよなあ・・」
と彼氏に別れを切り出されたような感じでしょうか。(笑)
最後に洗車をしてあげ、ラストランです。
オープンにするのにはちょうどいい季節です。
ああ、やっぱり君を手放したくない。
自分に甲斐性があれば、二号さん、いや、セカンドカーとして
そばにおいてやれるのに。
なんてまるでおばちゃんではなくオッサンみたいな発想です。
以前撮った黄色い兄ちゃんとのツーショットです。
兄ちゃんのオーナーは以前私が勤めていた会社の同僚です。
今でも仕事でつながっていて、さらにその同僚やOB達で結成された
『オッサン会』のメンバーでもあります。
そしてなぜか私も
『オッサン会』のメンバーなのでした。(笑)
やっぱりオッサン・・・