お見舞い申し上げます。
この度の東北地方太平洋沖地震により被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。
皆様の安全と一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
KOBE STYLE Kitchen&Reform 社員一同
テレビを見るとACのコマーシャルが毎日のように流れています。
女優さんが必要なもの意外買わないように・・・・・
確かに、被災地以外の方がスーパーで食品や水を買占める姿を見ると
日本人同士がもっと落ち着いて考え、分かち合うべきだと思います。
しかし、需要に供給が追いつかなくなり、全国的に物不足や価格上昇
国内生産の代替として輸入に頼るが円高が邪魔をする。
原発事故の終止符はいつなのか・・・
日本全体の問題は深刻です。
建築材料不足はニュースであまりクローズアップされていませんが、食品や衣類よりも
全国規模の深刻な問題で、非常事態となってきています。
食品は素材の好き嫌いをせず摂取できれば、なんとかなります。
衣類は古着でも対応できますし、我慢もできます。
被災地以外の方は今まで通り消費するべきでしょう。
住宅においては
古い家の材料を再利用で家は建てることは困難で建築資材が無いと家は建ちません。
家建てたくてもリフォームしたくても難しいということ。
先ずは、被災地に仮設住宅を建設すること、物不足ですがに最優先で建材を
送るべきです。(救助作業)
その次に、被災地以外の国内全ての資材供給の調整、国土交通省がバランス
をとるべきだと思います。(二次経済災害の防止)
国の指導で各企業がやれる事を全力でやるしかないでしょう。
順序を考え十分に力を貯めてから、頭を使って秩序をまもり進むべきです。
決して共倒れにならぬようにです。
その後、本格的に復興住宅建築に踏み切る必要があると思います。(復興作業)
はやくも被災地以外の地域で建築現場がストップしたり、着工が見送られて
建築業界全体はダメージを受けています。
北海道、日本海側、中部、関西、四国中国、九州の建築工事が止まると
日本国の経済が降下し、復興どころではなくなります。
被災地以外では消費し、税金を納め、経済を回してこそ国内のパワーが生まれます。
1に被災地域の仮設住宅にて被災者の生命を守る
(救助・援助作業)
2に被災地以外の人々の経済・暮らしに配慮し順序と全体バランスをとる
(経済災害防止作業)
3に被災地を復興させる。都市計画をし災害に強い街を作る。
(復興・復旧作業)
1年かかるか2年かかるかわかりませんが、日本全体を沈めずに皆で努力するべき
だと今は考えております。
建築資材の不足状況を具体的に話すと誤解を招く恐れがありますのでこの場では控えておきます。
一例だけです。
今は仮設住宅と新築住宅を建てる為に必要な重複材料は当面資材不足を起こします。
針葉樹合板、ラワン合板、断熱材、軽鉄 その他・・・・
各メーカーの生産状況を毎日調べておりますが、厳しい状況は確かです。
被災地以外の方も人ごとでは無く、 本当に「がんばれ日本」です。
明日から4月、会社は新年度を迎えますが様々な情報を集め、知恵を絞り前向きに
今から出来ることを探し続けていきたいと思います。
藤田