昭和の匂い
昭和の匂いがプンプンする 藤田です。
早いもので平成も22年ですよね。
「20世紀少年」や「ALWAYS 三丁目の夕日」などの映画を見ると懐かしく
昭和の「優しい感じ」がいたします。
昔は時間がゆっくり流れていて、大人も子供も時間に「ゆとり」がありました。
父は忙しく働いていたかも知れませんが、当時は携帯電話やインターネットなどない時代
なので、外出すれば連絡もまともにとれませんよね。
とくに夜は、飲み屋にマージャン。次の朝に言い訳をしてすぐ出勤みたいな感じだった
のでしょう。
これで家庭は円満に保たれていたわけです。
子供たちは、学校から帰ると広場で遊んで「陽が暮れる前に家に帰って来い」
みたいな感じでした。
もしくは、誰かの母親が「もう夕飯ですよ」と呼びにくるとゲームセット。
思い出すだけでお腹が減ります。
私の生まれた家の近くに、トンネルのような商店街があって、そこを友達と
鬼ごっこや、泥警などをして遊びました。
先日、神戸市内で その商店街に似ている路地を現場近くで発見!!
思わず写真を撮りました。
だかとても懐かしい匂いがして、
子供の頃を思い出して胸が熱くなりました。
こんな感じなので入ってしまった。
入口にアルミサッシのドア付?けして防犯の為ではないようです。
路地ですね。上が吹き抜けになっていますが真ん中に空調機が?
入口ドアは空調効率の為だったのか、でもあの空調機で大丈夫なのかなぁ?
しかしまあ鬼ごっこしたくなるいい商店街ですね。とてもいい奥行きだ。
まるで「藤田幸大の路地探訪」
オジサンになって毎日忙しくて、携帯がどこでも鳴って、メールを返信して、
連絡つかなきゃトラブルになって、時間を忘れる事が難しくなって、ストレス発散できなくて
少し飽きてきましたよね。
とても 便利でいいのですが、「不便さ」がいいときもあります。
時間と心の余裕があれば、不便も楽しいとおもいます。
デジタル時代を経験して、これからはアナログに帰っていく傾向にあるのかもしれませんね。
最近、本当に日本人の生活は豊かなのでしょうか?と考えてしまいます。
また、いい路地&商店街が見つかればご紹介いたします。
次回は、LIVING&DESIGN出展ネタを書く予定です。
神戸 藤田でした。