神戸電子専門学校のプレゼン&講評会へ伺いました
みなさん信じたくないかも知れませんが、2024年が明けてもうひと月が経とうとしています。
ファッ………… サイトウです。
もう早くも1ヶ月ほど前のことなりますが、12月に三宮にある神戸電子専門学校さんにお邪魔してきました!
産学協同プロジェクトの一環として、地元・神戸の教育機関である神戸電子専門学校のみなさんに、地元企業であるKOBE STYLEの製品を使った課題に取り組んでもらうという活動を2022年よりスタートしています。
今年は、建築インテリアデザイン学科1年 約50名のみなさんに、「FUN×Kitchenを使ったLDKコーディネート」というテーマに取り組んでもらいました。
KOBE STYLEから発表されているプロダクトラインキッチン「FUN×Kitchen」を中心としたLDK空間のインテリアコーディネートを、下記の条件を踏まえて行ってくださいというものです。
- 計画にあたって、題材A/Bいずれかのスペースを選択し、2色以上のテーマカラー(または素材)を設定。
題材A:木造平屋建て2間×4間の空間
題材B:4m×4mの空間を3つ組み合わせた空間
(ただし、それぞれの空間はつながっているものとする) - 周辺家具・調度品も含んだインテリアコーディネートを行い、CGを作成。
スライド形式でプレゼンテーションを行ってください。 - キッチンの形は製品中の壁付け型、アイランド型、ペニンシュラ型からいずれかを選択。
ただしカウンターや扉などはFUN×kitchenの現在のラインナップに存在しない色・柄・素材にしてもOKです。
この課題に1ヶ月強取り組んでいただき、プレゼンボードにまとめた資料の形で提出された成果物を事前に拝見した上で、当日プレゼンテーションの場に伺いました。
結果といいますか、感想から先に申し上げますと…… とても素晴らしくて感動してしまいました!
4月に入学した1年生の課題ということですが、そうとは思えないレベルの高い成果物を出している方が何人もいらっしゃいました。
もちろん、本業のプロとして活躍している方のクオリティや作業スピードには及ばないかもしれませんが、それでも空間の雰囲気が十分伝わってくる作品が多くありました。
KOBE STYLEのデザイナーも、事前に提出されたプレゼンボードを見て思わず、「クオリティ高い!」とつぶやいていましたよ。
今回は建築を学んでいる学生さん向けということもあり、「キッチンを中心に建築を計画する」という課題設定そのものもユニークで、みなさんの成果物を見ていても非常に心躍る楽しい時間でした。
また、去年までは新型コロナウイルスの懸念もあり、オンラインでのプレゼン&講評だったのですが、今回はじめて学校に直接お伺いして、建築やインテリアを志し学んでいる次世代の人たちがこんなにいるのか……ということを実感して、なんだかジーンとしてしまいました。
似た軸足のひとが世の中に多くいてくれているというのは、それだけで励みになったりするんですよね。
なんだかとてもうれしくて、こちらが励まされたような1日になりました。
神戸電子専門学校の学生&講師のみなさん、どうもありがとうございました!