へい喜んで!
X’mas & 忘年会のシーズンですね。最近どこの飲食店でもQRコードでの注文が当たり前のようになっている事に一言いたいヤマモトです。
↑ 梅田泉の広場の噴水だった場所。梅田の地下がガラッと変わっていてびっくり。
ここ半年くらいで飲食店で一気に増えたシステムなのですが、自分の持っているスマホで席にあるQRコードを読み取り、自分でポチッと押して注文するのです。
良心的なところはちゃんといままでどおりのメニューがあって、 お店の方に注文か、QRコードかの選択肢がありますが、メニューすらなく、スマホ(しかも私達のスマホ)一択のお店があることに驚きです。
お店がタブレット用意するわけではないのです。
(えっ?ワタシ達の携帯を使うのですか?)
クロキさんと行ったもつ焼きのお店も、 マツウラさんと行った牡蠣のお店もQRオンリーでした。
「うわあー。このシステム苦手なんよ。」と、キレ気味の私に気を使って、「私が注文します!」 と、ふたりともさくさくQRコードを読み取り、注文してくれました。
先日は仕事でお世話になった諸先輩方との忘年会に、鯖と日本酒が美味しいヤマモトが何度か行ったことのあるお店に行ってきました。
いつも賑わっているお店ですが、なんか活気がなく、シーンとしています。
そして、なんと机の上にはQRコードがあり、こちらから注文してくださいと。
「うわっ。でた!最悪!ワタシこのシステム嫌いなんですよ。」と、先輩方の前で後輩らしくないキレた態度をとってしまい、先輩方が、
「あ、ヤマモトさん僕がするよ。」「俺するで」
と気を使わしてしまいました。笑
「いやいや、ここは後輩の私が注文しますよ。」と引き受け、暗い店内での老眼との戦いの末、どんどん注文していきます。
おっさん達・・・、いや、諸先輩方の飲みっぷりが凄く、飲み物が空になるペースが早いので、ワタシはなかなか会話に参加できず、ずーとスマホで発注作業です。
(ワタシはこのお店のアルバイトか?)
今までならお店の人に、
「すいませーん!俺ハイボール! あ、僕ビール! ワタシはポテトサラダ!」
と一気に頼んで一瞬で済むのです。
そして徐々に酔っ払ってきて意識モーローの中、震える手でポテサラを2回タップしてしまい注文がとおってしまいました。
「うわっ!発注後のキャンセルの仕方も酔ってるからわからない。ひー、2個も食べられない。」
ピンチ!
仕方がないので厨房まで走って行って、
「すみません!間違えてポテサラ2個注文しちゃいました!1個キャンセルお願いします。」と自らの足で注文取り消しに行きました。
↑1個で満足のポテトサラダ
(アタスはこのお店のアルバイトか!) 段々と納得がいかなくなりました。
やっぱり、注文は、
「生中お願いします!」とか注文したら、お店のお兄さんが威勢よく、
「へいっ!生一丁!」 「刺身盛り合わせっすね!喜んで!」とか 言うて、厨房に「3番さんテーブル刺盛り一丁~!」とか言うてほしいです。
なめろうや、獺祭や、飛露喜(ひろき)をぽちっと押したくないです。しかも自分のスマホで!(しつこい)
KOBE STYLEは今後打ち合わせ時に、
お客様に「タッチレスやセンサー付きの水栓はありますか?」と聞かれたら、
「ちょうど旬のものがはいってきてますよー」と言います。
「海外の食洗機はどこのメーカーがいいかしら?」と聞かれたら、
「へいっ。キリリと辛口をお好みでしたらB社はいかがでしょうか」
「では天板はクォーツで注文お願いできるかしら」
「へい!喜んで!」とご注文を承ります。笑
やっぱり人とのコミュニケーションって必要だと思います。
↑その前日に行ったイタリアンのお店のホットワイン美味しかったです。これ家でつくりたい